『月刊在宅入力者』とは

『月刊在宅入力者』、略してザイニュー。

私が2000年11月から2003年10月までに16巻出した、自主制作の雑誌というかミニコミ誌です。

 

第1期 第1期(1号~12号)の詳しい内容

創刊号(2000年11月発行)~第12号(2002年3月発行)

 

ひとりで取材・執筆・編集・発行していました。発送作業は会員の方々に来ていただきました。

 

第2期 第2期(13~16号)の詳しい内容

第13号(2003年5月)~第16号(2003年10月)

 

第2期は作業部会メンバーを募り、11名の方に手を貸していただきました。(メンバー募集には70名以上の応募がありました)

 

『月刊在宅入力者』は、当時の私のホームページから注文してもらい、会員の方に郵送していました。スタートしたころはネットショップ向けのクレジットカード決済は手数料が高かった上、クレジットカードの番号を入力することに抵抗のある人が多い時代でした。そのため、郵便振替口座(ゆうちょ銀行になる前の…)を使いました。当時これはとても手数料が安かったのです。

 

『月刊在宅入力者』は読者参加型の内容を目指しました。いわゆるお便りコーナーやアンケートのほか、翌号のための取材をしたときは、そのインタビュー音声で「テープ起こしにチャレンジ」「リライトチャレンジ」をときどき実施しました。ほかに「Wordレイアウトにチャレンジ」「応募メール大添削」といったさまざまな企画で盛り上がりました。

 

創刊号から読みたい!という声が強く、途中で何度も増刷しました。一番多い号は累計3000部を超したと思います。ザイニュー会員の方々の声援のおかげで、その後「文字入力ワークドリル」「小さな在宅ワークの経理」と次々に発行することができました。2002年秋に、主な記事を『月刊在宅入力者 総集編』4冊にまとめ直しました。

 

でも…。

ザイニューは、Windows 98の時代にスタートしました(Windows Meも出ていたと思いますが、私は当時まだWindows 98でした)。そのため、今読んで「直接的に」役立つと思える記事はまれです。PCやインターネットに関する情報は、すぐに古くなってしまいますね。

 

業種としても、テープ起こし(音声起こし)はしぶとく生き残っているものの、ベタ入力やデータ入力の仕事はずいぶん減ってしまいました。Wordでレイアウトするような仕事も、今は普通の会社員でもできてしまうので、わざわざ在宅ワーカーに外注されることがなくなりました。

 

連載記事のうち、自分のことを書いた「私の仕事探し」だけアップしますが、なにぶん時代が古いので今となっては参考にはしていただけません。

 

『月刊在宅入力者』は、あの時期だったからこそ求められた内容だったと思います。

 

過去記事より

私の仕事探し